そろそろ、お酒やめようかなと思ったときに読む本 を読んでみた

私はお酒を飲むことが大好きで、ほぼ毎日飲んでいました。

お酒のない生活なんて楽しくないし、お酒を飲まないなんて人生損をしている。と、思っていました。

そんな私がこの本を知って、そろそろお酒やめようかなと思い始めています。

 

 

 

こんな方、この本を読んでみませんか?

毎日お酒を飲んでいる人

お酒代を節約したいと思っている人

なんとなく身体が疲れている人

何かやりたい事があるのについ飲んでしまう人

お酒との付き合い方を考えてみる

お酒が飲めない人よりも、お酒に強くガンガン飲んで、笑って気持ちよく酔っぱらえる人が良かった時代が変わってきているようです。現代では下戸が肩身が狭いということはなく、シラフを選ぶことが世界的なトレンドのようです。若者を中心に「ソーバーキュリアス」あえて飲まないという選択をする人が増えているとのこと。これからはお酒を飲んでほろ酔い、もしくは泥酔状態ではなく、シラフでコミュニケーションを深める事を考える時代になりそうです。

自分は大丈夫。本当にそうなのか考えてみる

毎日お酒を飲んでいるけど、ちゃんと毎日仕事に行ってるし、家族や友人にも迷惑をかけていない。飲酒が習慣になっている人はこのように思っている人が多いのではないでしょうか。私もそう考えて毎日お酒を飲んでいました。日常生活をきちんと送りながら飲酒習慣を続けていくうちに依存症になってしまう人の特徴がこの本には書かれています。

自分の身体はお酒に強いのか

他人と比較して自分はお酒が強い。次の日もちゃんと起きて仕事に行けるし、健康だし大丈夫。でも毎日飲酒していると、翌朝に疲れが残っていることが多くなってきます。身体の中では肝臓が必死にアルコールを分解するためにオーバーワークになっているのです。一日の疲れを癒すために飲んでいたお酒が疲れの元だったとしたら。ちょっと考えさせられます。

お酒を飲むことのメリットとデメリット

お酒を飲むことが習慣化している人にとって、飲まないメリットなんてないと考えるかもしれません。でも、どんなことにもメリットとデメリットがあるはず。一度考えてみるのも自分を見つめる良い機会になるかもしれません。この本にはお酒を飲むことのメリットとデメリットを洗い出すための表が書かれていて、とても考えやすくなっています。自分にとって何が大事で何が大事でないか理解できると思います。

続けるための仕組みをつくってしまえばいい

禁酒や酒量を減らそうと決めてもなかなか続かないものです。頭で理解しても毎日の習慣を変えることは多くの人にとって難しいことです。私もそうです。この本では「見える化」で成果を実感する方法を提案されています。用紙に記入して見える化する方法や、アプリを使う方法など、自分に合った方法を見つけることができるのではないでしょうか。見える化したものを家族に見せてほめてもらうとやる気が続くかもしれませんね。行動を90日間習慣化すると脳が学習して習慣が変わってくるそうです。

それでも飲み続けたらどうなる?

この本で圧倒的にすすめられているのは、飲酒をやめることです。アルコール依存症になっていない人はお酒の害を考えると、禁酒もしくは減酒に進んでいけるようです。しかし、依存症になってしまうと減酒で対応することは難しく、完全にお酒を断つことが必要になるそうです。そして、回復はあっても治癒することはないとの事。このような状態になる前にお酒との付き合い方を考える必要がありますね。

この本を読んで考えたこと

私は若いころからほぼ毎日のようにお酒を飲んでいました。この本には適度な飲酒量がどの程度か示されていますが、その量を軽く超えていました。その量を見て、こんな少ない量が適度な飲酒量ならいっそのこと飲まないほうがいいなと思ってしまいました。すごく体調が悪いわけではないけど、年とともに朝起きた時の疲れが取れない。加齢によるものだと思っていたけど、もしかしたらお酒のせいで身体が疲れているのかもしれない。そう思ってこの本を読み終わってから、約3週間飲まない生活が続いています。飲まなくなって、確かに朝の目覚めが良くなりました。お酒を飲むために使っていた時間でブログを書いてみようかなと思い、ブログを始めてみることができました。慣れ親しんだ習慣を変えて新しい習慣を身に着けようとしています。

でも、完全にお酒をやめようとは思っていないのが正直な気持ちです。この本に書いてあった飲酒のメリットとデメリットを考えたときに、友人たちとお酒を飲みながら楽しい時間を過ごすことのメリットを手放すつもりはないからです。ただ、家で毎日飲酒する事はやめようと思うようになりました。お金がかかることと、肝臓が疲れるデメリットは手放したいと思ったから。この本に出合って、飲酒のメリットとデメリットをきちんと考える機会が持てたことで、お酒といい距離感で付き合っていけるような気がしています。

 

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