誤解しているかも「引き寄せの法則」
欲しいものがある時に欲しいものを強くイメージする、なりたい自分をイメージするとそれが引き寄せられる。一般的にそのように考えられている「引き寄せの法則」。
強くイメージすることで引き寄せることができる人もいるのですが、私はイメージしてもうまく引き寄せられない事の方が多かったです。
そもそも、「引き寄せの法則」とは重力のように自分の力でどうにかなるものではなく、自覚していてもしていなくてもすでにすべての人に働いている法則なのです。
そして、その法則がどのように自分に反映されるか、それを知るヒントになるのが「自分の感情」なのです。まず、ここをしっかり意識しないと「引き寄せの法則」迷子になってしまいます。
自分の感情に注目する
うれしい!と思ったときに心の底から湧き上がる感情。美しいものを見たときに心が満たされる感情。おいしいものを食べたときに幸せな気分になる感情。こういった感情をいつも感じていられたら、そういう感情と同じような出来事を引き寄せます。
叶えたいことを何回も唱えたり、書きだしたりするアファメーションが向いている人は、唱えたり書いたりしている時の自分の感情が、アファメーションと合致しているので叶うのです。
しかし、アファメーションをしても叶わない人は、アファメーションの内容にどこか違和感を感じていたり、心が満たされるような感情が伴っていない事が原因の可能性があります。
例えば「私は大金を手に入れる」というアファメーション。この時にワクワクした感情が伴わなければどれだけアファメーションをしても叶わないでしょう。また、「大金を手に入れる」という願いを叶えたい理由が、お金がないから。という理由からきている願いなら、欠乏の感情を伴っているので叶わないでしょう。
願いを打ち消さない
叶えたいことがある時、願いを放つことは重要です。まずは自分の願いを明確にしましょう。
そして、願いを放った後は、無理かも。とか、叶うかな?という感情で自分の願いをキャンセルしないようにしましょう。そういう感情がわいてくる場合は、いっそ願ったことを忘れて、気分が良くなることをしてください。あくまでも、見つめるのは自分の感情です。毎日ワクワクできなくても、少しでも気分が良くなる事に目を向けるのです。
幸せに大きいも小さいもない
例えば、大金を手に入れて世界中旅行して贅沢をする幸せと日々のお金の中でちょっとした贅沢をして感じる幸せ。この二つには「幸せ」を感じていれば違いはありません。
「幸せ」を感じることができれば、どんどん幸せなことを引き寄せます。自分を幸せの感情で満たすことに遠慮しないでください。自分の心(感情)が気分良くなることをどんどん考えてみてください。
ブロックしていないか
幸せやワクワクする感情で自分を満たしているときに、急に不安に襲われることがあります。
こんないい事が続くはずない。とか、うまくいく事ばかりじゃない。自分だけこんなに楽しんでいいのかな。などマイナスの感情が湧き上がってくる事があるかもしれません。これは、今まで経験してきたネガティブな事が発しているブロックです。マイナスの感情を無理やり打ち消すのではなく、いったん受け止めて、握りしめた手から離すイメージでリリースしてみましょう。
その後はまた、自分の望む感情に戻りましょう。
まとめ
引き寄せの法則とはとてもシンプルです。
引き寄せの法則を利用して何かを引き寄せたい時、必死にアファメーションをするよりも大切なことは、自分の感情がどういう状態なのかをよく観察することです。もちろん、アファメーションやイメージングで望みを引き寄せることが上手な人もいます。
欠乏や他人の価値観からくる望みは叶わない事が多いです。なぜなら、欲しい、なりたい、という思いの根本にある感情が「ない」という感情であることが多いからです。
何かを得たいなら、どんな小さなことでも「ある」に注目して、自分の感情がワクワクしているか、気分が良くなっているか。そうでないときは、少しでもいい気分を選択して日々を過ごしてみましょう。
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